学校長あいさつ

不易と流行

 

 4月2日,名山小学校に着任しました。校長室に入ると,歴代校長の写真に緊張感が高まり,飾られた標準服に伝統の重みを感じました。
 新学期が始まりました。子どもたちの登校は「集団登校」です。校門での挨拶運動だけでなく,途中の子どもたちの様子も見たい,通学保護員さんへのお礼も言いたい。そんな思いで校区内を巡回すると,以前出向していた兵庫県では見慣れていたはずの「集団登校」ですが,名山小学校の「集団登校」に驚かされました。それは,各登校班の後ろに保護者の方がついてこられていることです。多分,保護者の皆様が分担しておられるのでしょう。
 さらに,「集団登校」がいつから始まったのか調べてみると,昭和40年からということでした(通学保護員山中宗高氏による資料より)。既に50年以上の歴史があるのです。子どもたちの安全のために,営々と続けてこられたのです。まさに名山小学校の「不易」だと思います。
 この他にも「城山登山」「朝の清掃活動」等名山小学校の伝統は脈々と生きています。「名山教育」は現在でも健在です。
 しかし,「現状維持は後退である。」という指摘もあります。現在は,人工知能(AI)やビッグデータ,IoT(Internet of Things)などの急速なイノベーション(技術革新)による急激な変革の時代です。これからの時代を担う子どもたちには,「名山教育」の「不易」とともに,新たな時代を切り拓く「流行」についても身に付けてもらわねばなりません。
 直近では,道徳の教科化,高学年の外国語科導入等がありますが,今後の教育改革を見据え,「主体的,対話的で深い学び」につながる骨太の教育を追究していきたいと思います。

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