学校長あいさつ

  城南小学校のシンボルとも言えるこの「あこうの木」は,橋口(川畑)文子さんの回顧
 録によりますと,文子さんの夫が卒業するときにその父が,ここまでお育て下さった学校
 への感謝と子どもたちが大きくたくましく育ってほしいという願いを込めて,昭和8年
 (約85年前)第3回卒業記念として贈ったものと記されています。
  その後,戦争中の空襲にも耐え,戦火をまぬがれて生き残り,南方の木であるにもかか
 わらず,幾多の降雪にも耐え,正門をくぐってすぐのところにあるこのあこうの木は,一万五千人を超える卒業生一人一人を見守り,送り出してきました。根を傷めないように囲いが施されたり,もしものことに備えてリスの森の中にもう一本あこうの木がひっそりと植えられていたり城南小学校の卒業生をはじめとする関係者が,いかにこの木を大切にしてきたかが推しはかられます。
  今は,このことを知る方も少なくなる中で,キラキラした瞳の新1年生をはじめ253名の子どもたちが,今日もあこうの木に見守られながら「あいさつ」「読書」「あせ」を合い言葉に,のびのびと楽しく学校生活を送っています。
  あこうの木とともに,大きく成長する子どもたちを全職員一丸となってサポートしていきます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

学校長  原口 洋

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